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連合会の理念

結成宣言

大都市名古屋において小規模保育所ができて、はや三年にもなりました。

それ以後、今日までに県内7ヶ園を数えるにいたりました。そしてこれら小規模保育所は産休あけからの乳児を長時間保育し、経営の民主的公開をその大きな特徴としています。

また、我々の多くは、前身が無認可保育所で、保育行政の末端の貧困さもたくさん知っています。

認可保育所とは言え、「必要悪」からぬけでない国の保育行政のもとでは、働く父母も、子どもも、保育所も泣かされてきています。保育所の現場では矛盾がうずまいていて、通り一ぺんの行政では歯がたたない局面にたたされています。

我々小規模保育所では、保育所の経営を守り発展させなければなりません。また職員の労働条件を向上させ、父母の要求も改善しながら子どもたちへのゆきとどいた保育が発展されるように奮闘しなければなりません。

しかし、今の物価高、労働政策のもとでは、とうてい一ヶ園ではたちうちできるものではなく、また共通の悩みと条件のうえにたって連合会を結成するものであります。

この連合会は、小規模保育所を守り発展させることをねがって、相互に援助しあうのを主眼としていますが、それは同時に他の私立園との提携を強め、また、愛知の民主的な保育運動との提携も強めていくものであります。

また我々の運動は、ここに照準を合わせざるをえなくなるでしょう。

以上を我々の基本方向とした、小規模保育所連合会結成を、ここに高らかに宣言するものであります。

我々は、当面次の行動をおこします。

1.予算対策運動を強力におしすゝめます
2.職員の交流、父母の交流をはかります
3.学習につとめ、ニュースを発行していきます
4.国の保育行政の改善のために、参議院選挙を直視します

1974年4月16日

愛知県小規模保育所連合会結成総会

名称について

愛知県小規模保育所連合会は、1974年(昭和49年)に発足しました。

そして2015年4月より、子ども子育て支援新制度が施行されるにあたり、40年間馴れ親しんだ名称を改め、「あいち保育共同連合会」として新たなスタートを切りました。

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